「起業したいけど失敗しないためには何をしたらいいのかわからない」と考えてなかなか行動に変えられない人が多いので、そんな人に向けた一冊がこれ。本田直之さんが書いた「1万円起業」。
なかなかボリュームのある書籍です。今まで趣味でやっていたことが大ヒットビジネスになるというお手本がたくさん書かれています。
いわば、「灯台下暗し」ってことです。
ビジネスは需要と供給の交換なので、現在の社会の課題がどうで、自分は何をすると喜ばれるんだろうとか、自分は家族のことも考えてこのくらい年収が欲しいけど、個人事業ではそんなに稼げないし、と思ってしまいますよね。
この本は、そんな人へのヒントがたくさん載ってます。
この本による気付き。
- 自分の他人との共通部分を見つけよう
- 自分がすでに持っているスキルを、一つではなく総動員しよう
- 人は、やり方を教わって自分でやれるようになるより、「やってもらいたい」(または「やらせたい」)
- 「価値」は消費者が感じる「感情的な必要性」に結びついている
- 顧客の本音は言葉の裏に隠れている
- 顧客はヒーローになりたい
- 包括的なビジネスではなく、特定の問題に対応しよう
- 簡単に依頼できること
- (情熱+スキル) x (問題+市場)=ビジネスの機会
- 自由で新しいスタイルの生活を求める人たち
- 共通する価値観を持つ人に年齢は関係がない
- 自分で考えず顧客に聞こう
- これ以上コストをかけずに始められるものをやろう
- 買うのは好きでも、買わされるのは嫌がる
- コストではなく、ベネフィットに基づく価格
ビジネスってそもそも何?というところから実践編までわかりやすくまとめられています。読み終わった時には、「あ、これなら出来そう」と思っていると思います。