朝、突然嘔吐しました。しかも、連続で6回以上も。
うちのシェルティーさんは以前血液検査でGPTという数値が高い事がわかっています。
GPTは肝臓の状態を示す数字です。肝臓が疲労して壊れていくとGPTという数値が高くなります。
「肝臓」は、体内の毒素を解毒するための大切な臓器で、ここが壊れると・・・とんでもない状態に陥ります。
そして肝臓は「沈黙の臓器」と言われます。
痛みを感じないため、知らぬうちに手遅れになる怖い臓器。
いつも、だいたい1ヶ月ごとに血液検査をしに通院していますが、とりあえず対策としては、
- 食事は全て手料理(!)
- ウルソという薬を飲む
- サプリも飲む
という感じです。
前回6月にはGPTが77で、まあまあ安定していますね、ってとこでした。
そんな中、朝に突然の嘔吐。
犬は割とすぐ吐いてしまうと言いますが、流石に連続6回は受け入れられません。本人も辛そう・・・
会社に連絡して午前半休を取り(うちの会社は犬は家族だと信じて疑わない常識のある会社)、すぐさま病院へ。
病院にて
通院している病院では、新型コロナ対策のため、診察室には一人しか入れません。
家族が診察室に入った関係で、私は車の中で待機しつつ、iPhoneのFaceTimeでリモート参加です(至近距離からテレワーク)。
ああ、可哀想な我が子・・・

とりあえず、熱は38.4度、心拍数は100前後。特に問題なし。
そして、いよいよ血液検査。GPTはどうなっているか・・・

結果は、GPT246(!) たった1ヶ月で前回の3倍以上に急増してました! だ、大丈夫か我が子よ・・・。

嘔吐しまくって、もう胃の中が空っぽでさぞかし辛かろうに。あー、可哀想。
先生に色々と相談しましたが、原因は不明。調査のためにはメスを入れて肝臓の細胞を取り出して調べてみないとわからない(調べてもわからないかも)、と以前から言われています。ローテクかよ。21世紀だぞ。
とりあえず今出来る事として、嘔吐で脱水症状になっているのいけないので点滴をする事に。
ベッドで2時間くらい寝る事になる・・・かと思ったら、犬の場合は15分ほどで十分らしいです。
皮膚の下に液体を注入してパンパンに膨らませるのだとか。そんな強引な治療、人間にはしないだろ、大丈夫か?? 我が子よ・・・
点滴開始
さて、看護師さんにガッシリ捕まえられました。緊張が走ります。

ベッドに寝せないんですか?と聞いたら、なんとこのまま立ったまま15分維持するのだとか。このまま?嘘でしょ?

不安そうな我が子よ・・・がんばれ!

このまま15分。看護師さんも大変です。15分ホールドしっぱなし。
・・・「は〜い、よくがんばりました〜」
終わったぞ我が子よ!よく頑張ったね!

針の穴から液体が漏れてきますから、そしたら拭いといてくださいね、との事。
なんか大雑把やね。でも先生ありがとう。

とても頑張った我が子です。でもここからが大変。さて、何がどうしてこうなったのか。
今回はまた薬を追加されましたが、どうなるか。
- グリチロン配合錠
- ファモチジン錠
ウルソは効果がないのかなあ。
こんな記事を読みながら、頭を抱えているところです。