この本は働くという事をテーマにしているものの、そのカバーしている範囲がものすごく広いです。コスパよくてオススメです。
こんな人にオススメ。
「自分が今の会社を辞めたら大変なことになるはず。転職活動したって給料アップしない、したとしてもうまくやれる保証はない、そこからさらに転職する羽目になったら最悪」
「学校を卒業したら就職しなきゃ。でもどこの会社を選ぶべきかわかるわけない。面接では無難な事言ってとりあえず潜り込むけど、その先なんてわからないから、先輩の機嫌をとっておくしかないよな。はー、つまらん」
・・・という方にはぴったりじゃないかと。
学べる内容
はっきり言って盛りだくさんで、挙げ切れません。多くの気付きがありますし、説明がわかりやすいのです。なかなかてんこ盛りなのに、なぜかスラスラ読めてしまいます。この本なんなのマジやばい。
- ネット上の世界とリアルの世界の関係性
- 社会における「プロフェッショナル」の本当の定義(生死に関わる)
- 本の速読のコツ
- 「依存心」を捨て、素早く変化する(自分の価値をコモディティー化させない)
- リクルートが使う「青いチカラ」(柔軟さ)と「赤いチカラ」(譲らない考え)と「OBゾーン」(手を出さない領域)
- 自分の価値は、アカウンタビリティーによって顧客が決定する(常に不安定)
- 「できない事」を説明し生産性向上
- 自分自身の理由にアカウンタブルになる効果
- 多くの人は、決定するのが面倒
- 合理的説明「ラショネール」
- 「人を疑う」事はコスト。
- 誰かに仕える「仕事」ではなく、自分の名前で「自分事」として働くことの意義
- ネット時代は、成功報酬(抱え込み)より定額制へ(シェアエコ)
- たくさんの人と関係し、評価に縛られない生き方
- 自分の中で「一番高く売れる」スキル
- ネット社会は、悪評だけでなく「良い評価」も拡散される
- 「ライスワーク」と「ライフワーク」のバランス
- ネットで合理化される、AIが苦手な「好き」を貫き課題を解決するエンターテイメントの世界
- 「ブックスマート」vs 「ストリートスマート」
- 人と仲良くなるには、こだわり、欠点の開示、やりきる事
- 「あなたvs 私」から「私たち vs 課題」へ
- 仲間のいない、「ユニークな自分」を肯定する事